インスリンの代表的な注射のパターンについて説明したいと思います。それぞれのインスリン製剤の特長についてはインスリン製剤の種類をご覧ください。追加分泌、基礎分泌についても、インスリン製剤の種類をご覧ください。
- 1. インスリン4回または5回注射
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- 速効型または超速効型インスリンを各食前に注射して、追加分泌を補充します。
- 中間型または持効型インスリンを1日1-2回注射して、基礎分泌を補充します。
- この注射の仕方は、ここにあげた方法の中では、健常者のインスリン分泌に一番近づけることができます。1型糖尿病患者さんにとっては、望ましいインスリン投与法の代表です。2型糖尿病患者さんにとっても良いインスリン投与法です。
- 2. インスリン2回注射
- 混合型インスリン、または二相性インスリンアナログを朝食前と夕食前に注射する方法です。インスリン4-5回注射に比べると、健常人のインスリン分泌パターンから離れてしまいます。しかし、自分のすい臓からある程度インスリンの出ている方では、良好な血糖コントロールが得られることがあります。中間型インスリンを2回注射する方法もあります。
- 3. インスリン3回注射
- 各食前に、速効型または超速効型インスリンを注射する方法です。インスリンの基礎分泌が保たれている糖尿病患者さんに適している方法です。食後の血糖値を抑えることができます。また、血糖値を上げる作用のあるステロイドを他の病気で使うときに、この方法を使うことがあります。ステロイドを使うときには朝に中間型インスリンを注射して、1日4回注射をすることもあります。
そのほかにも、インスリンの注射の仕方はいろいろあります。いずれの注射の仕方にしても、低血糖がなるべく少なく、良好な血糖コントロールが得られれば良いのです。
それぞれの注射のパターンについては、今後、もう少し詳しく説明していきます。
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