2005年10月01日

インスリン治療の適応

しばらく更新をお休みしていました。また、少しずつ更新していきたいと思います。

まずは、インスリン治療について話を進めていきたいと思います。インスリン治療については、 インスリンはくせになる??糖毒性の解除で少し説明しました。インスリン治療はさまざまなケースで用いることがあります。

インスリン依存状態
自分のすい臓からインスリンがほとんど、または、まったく出ていない場合です。このような場合には、インスリン治療が必須になります。
糖尿病性ケトアシドーシス、高血糖性高浸透圧性昏睡
難しい言葉ばかりです。それぞれについてまた機会がありましたら説明します。簡単にいうと、糖尿病の状態が悪く、血糖値が非常に高い状態です。このような場合は、飲み薬ではなく、効果が確実なインスリンを使用します。
重症感染症、手術など
肺炎などの感染症を起こすと、血糖値が高くなります。また、血糖値が高いと感染症は治りにくくなります。手術などストレスがかかっているときも、血糖値は高くなります。血糖値が高いまま続くと、手術後の経過が悪くなることがあります。このような場合は、インスリンで血糖値を良い値に保つことが重要です。
重症な肝障害、腎障害のとき
肝臓や腎臓が悪いときに、血糖を下げるお薬を飲むと、予想以上に薬が効いて低血糖になったり、薬の副作用が出やすくなったりします。このような場合には、インスリンを使用します。インスリンはもともと自分の体にあるものなので、体にとって「やさしい」のです。
妊娠時の糖尿病
妊娠時に、食事療法、運動療法で血糖値が十分に下がらない場合には、インスリンを使用します。 
非常に血糖値が高いとき
血糖値が高いときは、飲み薬が効きにくくなっています(糖毒性の解除も参考してください)。このような時は、効果が確実なインスリンを使用します。
糖尿病の飲み薬で十分に血糖値が下がらない場合

以上のように、インスリンはさまざまなケースで用います。

今後、インスリン製剤の種類、インスリン製剤の特徴、インスリン注射の実際などについて説明していきます。

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posted by ベスト at 22:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | インスリン治療

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