2005年04月19日

速効型インスリン分泌促進薬

SU剤と同じように、インスリンの分泌(出)を良くするお薬です。薬を飲むとすぐに効果が現れ、数時間以内に効果がなくなります。食事の直前に飲むことにより、食後の血糖値を下げるお薬です。

速効型インスリン分泌促進薬の種類

一般名 商品名 1錠中の含有量(mg) 1日の使用量(mg)
ナテグリニド スターシス
ファスティック
30, 90 270
ミチグリニドカルシウム水和物 グルファスト 5, 10 30

一般名と商品名については、SU剤の表の下の説明を参照してください。

速効型インスリン分泌促進薬の作用

速効型インスリン分泌促進薬は、SU剤と同じように、インスリンの分泌(出)を良くして、血糖値を下げる薬です。SU剤は、ゆっくりと長く効き、一日の血糖値を全体的に下げる薬です。それに対して、速効型インスリン分泌促進薬は、お薬を飲むとすぐに、すい臓に効いて、すい臓からインスリンが出ます。効き目が切れるのも早いです。

したがって、食事の直前(30分前ではなく)に飲むと、食後の血糖値を下げることができます。食事30分前に飲むと、食事までの間に血糖値が下がり、低血糖を起こす可能性があります。必ず、食直前に飲むようにしてください。

SU剤と比べると、血糖値を下げる作用は弱いです。また、主に食後の血糖値しか下げません。したがって、空腹時(朝食前の)血糖値はあまり高くなくて、食後の血糖値が高い人に、適している薬です。SU剤と一緒に飲んでも効果はほとんどなく、一緒に飲むことは認められていません。

速効型インスリン分泌促進薬を飲むときの注意点

くり返しになりますが、食直前に飲むようにします。食事30分前に飲むと低血糖になる可能性があり、食後に飲むと薬がうまく吸収されず、十分な効果が出ません。食直前に飲み忘れた場合は、その1回分は抜かしましょう(忘れない工夫も大切です)。

副作用としては、低血糖がありますが、SU剤と比べると起こりにくいです。また、お薬が効いている時間も短いため、低血糖が長く続くこともあまりありません。しかし、肝臓、腎臓の悪い人は低血糖を起こしたり、低血糖が長く続く可能性があります。透析を必要とするような腎傷害のある人は、この薬を飲んではいけません。

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posted by ベスト at 23:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 経口血糖降下薬

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