健康診断などで、
- 「糖尿病の気がある」
- 「糖尿病ではなく境界」
- 「境界型糖尿病」
まず確かなことは、
「まだ糖尿病じゃないから大丈夫だろう」と考えることは大間違いで、大変危険だ、ということです。 真剣に受け止めないといけません。
空腹時血糖値だけではわからない!?
健康診断の時は、食事をしないで血液検査を受けていると思います。つまり検査でわかるのは、空腹時の血糖値です。
- 空腹時の血糖値が正常型(110mg/dl未満)
- 糖尿病型(126mg/dl以上)
- 「境界型」(空腹時血糖値が110〜125 mg/dl)
- 「糖尿病の気がある」
- 「境界」
空腹時の血糖値が「境界型」でも、食事をした後に血糖値がかなり上がり、 本当は糖尿病のことがあります。(日本のデータでは、30%以上は糖尿病 といわれています)
つまり、空腹時の血糖値だけでは、わからないのです。 したがって、空腹時の血糖値で「境界型」といわれた方は、 本当に「境界型」なのか、実は「糖尿病」なのかを調べる必要があります。
お勧めは75g糖負荷試験
食事の後の血糖値といっても、食事の内容により食後の血糖は大きく変わります。 そこで、検査のために作られたのが、75gの糖を含んだ飲み物です。 これを飲んだ後、数回(例えば、30分、60分、120分後)血液検査をして、 血糖値の上がり具合をみると、糖尿病型か否かが判定できます。
この検査を、75g糖負荷試験(75gOGTT;oral glucose tolerance test)といいます。
120分後の血糖値が
- 140mg/dl未満であれば『正常型』、
- 200mg/dl以上であれば『糖尿病型』、
- その間(140-199mg/dl)であれば『境界型』
です。
糖尿病の診断は、75g糖負荷試験がすべてではありません。 血糖値があまりにも高いときは、75g糖負荷試験をしなくても、糖尿病と診断できることもあります。 逆に、このようにあまりにも血糖値が高い場合は、75g糖負荷試験を受けると危険です。
- 「糖尿病の気がある」
- 「糖尿病ではなく境界」
- 「境界型糖尿病」
などといわれたら、医療機関で、どのように対処したらよいか、相談していただくのが良いと思います。
最終的に「境界型」ときは、そのままなにもしなくて大丈夫なのでしょうか?
答えは「No」です。
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